東京都中小企業の4月景況 業況は2か月連続で上向く、見通しは横ばいで推移

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 東京都は25日、都内中小企業の景況調査(5月調査)結果を発表した。4月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-36(前月-38)と2か月連続で上向いた。今後3か月間(5~7月)の業況見通しDI(当月(4月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-19(前月-20)とほぼ横ばいで推移した。 

 業種別の業況DIをみると、サービス業(-31→-21)は10ポイント増加し大幅に改善した。卸売業(-41→-40)はほぼ横ばいで推移した。製造業(-32→-34)と小売業(-50→-52)はともに2ポイント減少しわずかに悪化した。

 前年同月比売上高DI(-24→-22)は2ポイント増加しわずかに改善した。小売業(-44→-37)は7ポイント増加、サービス業(-23→-17)は6ポイント増加しともに改善した。製造業(-20→-19)はほぼ横ばいで推移した。卸売業(-12→-19)は7ポイント減少し悪化した。

 業種別の業況見通しDIをみると、卸売業(-18→-17)はほぼ横ばいで推移、小売業(-28→-28)は横ばいで推移した。サービス業(-15→-12)は3ポイント増加、製造業(-21→-19)は2ポイント増加しともにわずかに改善した。

東京都中小企業の景況 令和4年5月調査|東京都
都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
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