東京都中小企業の3月景況 業況はやや戻す、見通しは2か月連続で上向く

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 東京都は20日、都内中小企業の景況調査(4月調査)結果を発表した。3月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-38(前月-43)とやや戻した。今後3か月間(4~6月)の業況見通しDI(当月(3月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-20(前月-26)と2か月連続で上向いた。 

 業種別の業況DIをみると、製造業(-40→-32)は8ポイント増加、小売業(-56→-50)は6ポイント増加しともに改善した。卸売業(-44→-41)とサービス業(-34→-31)はともに3ポイント増加しわずかに改善した。

 前年同月比売上高DI(-34→-24)は10ポイント増加し大幅に改善した。卸売業(-26→-12)は14ポイント増加、小売業(-57→-44)は13ポイント増加しともに大幅に改善した。サービス業(-31→-23)は8ポイント増加、製造業(-27→-20)は7ポイント増加しともに改善した。

 業種別の業況見通しDIをみると、小売業(-41→-28)は13ポイント増加し大幅に改善した。サービス業(-22→-15)は7ポイント増加し改善した。製造業(-26→-21)は5ポイント増加しやや改善した。卸売業(-18→-18)は横ばいで推移した。

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