東京都中小企業の2月景況 業況はわずかに悪化、見通しは慎重な姿勢

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 東京都は23日、都内中小企業の景況調査(3月調査)結果を発表した。2月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-43(前月-40)とわずかに悪化した。今後3か月間(3~5月)の業況見通しDI(当月(2月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-26(前月-29)と先行きに慎重な姿勢となった。

 業種別の業況DIでは、サービス業(-28→-34)は6ポイント減少し悪化した。卸売業(-39→-44)は5ポイント減少、製造業(-36→-40)は4ポイント減少しともにやや悪化した。一方、小売業(-59→-56)は3ポイント増加しわずかに改善した。

 前年同月比売上高DI(-30→-34)は4ポイント減少しやや悪化した。製造業(-22→-27)と卸売業(-21→-26)はともに5ポイント減少しやや悪化した。小売業(-53→-57)とサービス業(-27→-31)はともに4ポイント減少しやや悪化した。

 業種別の業況見通しDIをみると、卸売業(-29→-18)は11ポイント増加し大幅に改善した。製造業(-29→-26)は3ポイント増加しわずかに改善した。サービス業(-22→-22)は横ばいで推移した。小売業(-38→-41)は3ポイント減少しわずかに悪化した。

中小企業の景況 令和4年3月調査|東京都
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