経済産業省は21日、「健康経営銘柄2024」及び「健康経営優良法人2024」の申請受付を開始したと発表した。健康経営に取り組む法人が社会的に評価される環境を整備することが目的。経産省は、平成26年度から東京証券取引所と共同で「健康経営銘柄」の選定を開始し、平成28年度からは日本健康会議と共同で「健康経営優良法人認定制度」を運営してきた。
健康経営優良法人認定制度は、健康経営を実践している企業等が社会的に評価される環境を整備することを目的に、企業規模別に「大規模法人部門」と「中小規模法人部門」の2部門で、「健康経営優良法人」を日本健康会議が認定する制度。「健康経営優良法人（大規模法人部門）」の認定のためには、「健康経営度調査」を実施することが必要で、令和5年度健康経営度調査の回答期間は10月13日まで。健康経営優良法人2024（中小規模法人部門）認定のためには、加入している保険者（協会けんぽなど）が実施している健康宣言事業への参加などが前提で「健康経営優良法人認定申請書」を提出する。申請書の締め切りは10月20日。
健康経営銘柄は、経産省と東京証券取引所が共同で、特に優れた健康経営を実践している上場企業を「健康経営銘柄」に選定し、投資家にとって魅力ある企業として紹介する。令和5年度健康経営度調査の回答に基づき評価を行う。
概要や申請方法はホームページ（https://kenko-keiei.jp/#about_shinsei）から。