小規模企業共済制度などのオンライン手続きを開始 中小機構

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中小企業基盤整備機構は、9月1日に小規模企業共済制度と経営セーフティ共済制度(中小企業倒産防止共済制度)の一部手続きに対応した「オンライン手続きポータル」を公開した。従来は契約申込などの際は委託機関の窓口での手続きが必要だったが、一部手続きをオンライン上で手続き・書類作成が可能となった。オンラインでの全面的なサービス提供は2025年内の開始を予定する。

小規模企業共済制度は掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れも可能な積立型の「退職金制度」で、経営セーフティ共済制度は「取引先の倒産」といった不測の事態に必要となる事業資金を借入れできる共済制度。

今回、「オンライン手続きポータル」で可能となった手続きは、掛け金の増減額や掛金口座変更、会社情報の変更など。小規模企業共済制度は新規加入申込もオンラインで申請できる。経営セーフティ共済制度の契約申込の申込書類はオンライン上で作成が可能になったが、書類を印刷して代理店や委託団体への提出が必要となる。

詳細は同機構のホームページ(https://www.smrj.go.jp/kyosai/announcement/ool3bn000000jqq4.html)から確認できる。

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