令和5年度中小企業表彰の受賞者を決定 東京都中小企業振興公社

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東京都中小企業振興公社は、このほど令和5年度「東京都中小企業振興公社 中小企業表彰」の受賞者を決定した。功労賞には、杉田 發雄 氏(株式会社タヤ 代表取締役会長)、千葉 英樹 氏(株式会社チバダイス 代表取締役社長)、奨励賞にはMorus株式会社、株式会社ラヤマパックが受賞した。

功労賞

杉田 發雄 氏 (株式会社タヤ 代表取締役会長)

◆授賞理由
 葛飾区と東京商工会議所葛飾支部が主催する「葛飾町工場物語」の認定企業に選出(平成25年)されたことに加え、コロナ禍において、製造委託先からの輸入が滞ったことにより営業に支障をきたした同業他社に対して、その一部の製造を引き受けるなど、業界の状況に目を配り、その発展に尽力し、東京都の産業振興に多大な貢献をされたこと。

千葉 英樹 氏 (株式会社チバダイス 代表取締役社長)

◆授賞理由
 長年に渡る地域貢献が評価されて葛飾区優良工場に認定(平成25年)されたことに加え、日本金型工業会の理事を務めて金型業界の発展に尽力された。公社50周年記念事業においても、自社の取り組みや経営の考え方を開示して多くの示唆を与える等、都内中小企業の規範となる取り組みをされたこと。

奨励賞

Morus株式会社

◆授賞理由

 カイコの消費量が増加することで、衰退する日本の養蚕農家を救うことにも繋がり、日本・世界に貢献する製品であることに加え、日本以外の代替タンパクを推進している国でカイコパウダー原料の販売を開始する予定であるなど、海外展開を主軸とした計画の元で活動しており、今後の成長が見込め、東京都の産業振興に寄与する可能性が高いこと。

株式会社ラヤマパック

◆授賞理由
 コンパクト卓上型真空成形機を開発し、従来の自動車メーカーや研究施設に留まらず、小規・個人事業者まで顧客を拡大した。また、機器に留まらず消耗品の販売まで行うなど、事業プランが優れており、受託加工を主とする企業が自社製品を開発して成長する好事例として、都内製造業の規範となる取り組みであること。

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