今野製作所、自社ブランドのショールームを新設 テレビショッピングのような実演も 

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今野製作所(東京都足立区、今野浩好社長)は、自社ブランドの爪付き油圧ジャッキ「イーグル」のショールームを神明事業所(同区)の敷地内に新設し、このほど本格的にオープンした。アフターコロナでリアルの商談が増えることを見据え、展示・商談環境を整えた。一方、コロナ禍で一般的になったオンラインでの商談にも対応できるように、デモンストレーションができる常設の映像配信スタジオも整備。同ショールームはロフト付きの1階建てで、広さは88平方メートル。総工費は約3000万円。

2020年に新設した神明事業所の建屋内で同製品を展示していたが、事業所内の稼働設備の音の干渉などが課題だったため、同事業所の駐車場の一部スペースに独立したショールームを新設した。1階は製品の展示や配信スタジオのスペースとし、ロフト部は会議スペースとして利用できる。配信スタジオでは、複数のカメラを映像ミキサーで切り替えながら「テレビショッピングのようにオンラインで商品説明・デモができるようにした」(今野社長)という。

同社の「イーグル」は、20~30mmのわずかの隙間があれば、低位置から重量物を持ち上げることができる爪付き油圧ジャッキ。爪部と頭部の両方が使えるため、通常の油圧ジャッキにくらべて、幅広い場面に応用できる。またギア式ジャッキと違い1~2mm単位の微調整ができ、精密機械の据え付けなどレベル調整に便利という特徴がある。

ショールームには同社ブランド「イーグル」製品が並ぶ
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